提携ローン
提携ローンとはとは小売店が金融機関と提携し購入代金を顧客に貸し付ける形で組まれるローンで、その際、信販会社が与信を行い金融機関に対し支払いを保証するローンのことです。
通常のショッピングローンと異なり、金融機関(銀行など)が融資することでお店に代金が支払われます、その際に審査の上、与信をするのが信販会社であるというところ、融資をする人と審査をする人が別人であるというところが特徴的です。
提携金融機関としては信販会社という信用度の大きい保証人がついた融資でありリスクが小さい、信販会社としては与信だけで手数料収入があるので双方にメリットがあります。
また、住宅会社と提携している金融機関で組む住宅ローンを提携ローンということもあります。
提携ローンを使う場合、金融機関による住宅の査定があらかじめされているので、審査の期間を短縮することができます。
住宅会社と金融機関が関連企業である場合、提携ローンを利用することにより購入価格の割引を受けられる、または、他の金融機関よりも有利な条件(低金利など)でローンが組める、または、審査を甘くし他の金融機関で通らなかった場合でも通してくれる、などのメリットがある場合もあります。
さらに自動車を購入する際のオートローンでディーラー指定のローン会社で組む自動車ローンを提携ローンという場合もあります。
提携ローンを使った場合、所有権留保売買(車検証の所有者欄に購入者ではなくディーラーが入る)となることがあるので注意が必要です。
そのかわり、他社のオートローンを使う場合には無いサービスや割引が受けられるとか金利などの融資条件がよい場合もあるので、その点も踏まえて検討が必要です。