カード破産
カード破産とはカードローンによる破産のことで、最終的に自己破産してしまう人が殆どです。
多数のカードローンを抱え、返済のためにさらにカードローンを積み重ね、無計画に利用した結果、がカード破産に繋がるのです。
最近はカード破産しても自己破産すれば、と安易にカードローンを利用している人が増えているのではないでしょうか。
しかし、自己破産はそれ程安易なことではありません。
カード破産だけなら、自分の無計画さを見直したり、無料の法律相談に行って解決方法を聞いたりすることで打開策が見つかり、生活への影響は少なく済みますが、自己破産してしまうと多重債務から逃れることは出来ても不便な生活を強いられてしまい、また職場での信用もなくなる可能性は大きいです。
自己破産しても職場へ知らせる必要などは無いのですが、給料を差し押さえられてしまうので結果会社に破産が知られてしまいます。
そうなった場合、会社としては無計画な人間だと判断し、退社せざるを経ない状況になってしまうのではないでしょうか。
生活にしても必要最低限の家財道具は差し押さえられなくても、遠隔地への引越しや長期旅行が制限されたり、また、7,8年は住宅ローンを組むことが出来なくなります。
やはり、それだけ信用がなくなってしまうわけですから、安易なカード破産は考えず、金銭管理に自信が無い人はカードを持たないことも一つの手ではないでしょうか。